京阪電鉄不動産のグッドデザイン賞受賞物件

2017年度

pic
pic
pic

ファインシティ横浜江ヶ崎ルネ
[横浜市鶴見区/集合住宅]

概要

IMAGINE TERRACE― それは住まう方が想像し住まいに求めた「コト」を実現する「モノ」づくりの挑戦。求められた「コト」を叶えるための建物配置計画、その結果うまれる「コト」を演出する広大な舞台。その舞台では、1万3千本以上の木々や花々を植栽、カフェやBBQスペース、異なる2つの庭、各種ラウンジやDIYルームなど事前アンケートで声の多かった共用施設を設置、338家族が心地よく繋がる「コト」を演出する。またこの舞台づくりに賛同してくれた企業とのコラボレーションは将来に渡り「コト」を持続可能にする。そう、ここは338家族がコミュニティという花を咲かせ、感動や喜びをシェアできる舞台。

pic
背景
pic
今回取得した土地において、入居者の方々にとって本当の資産価値となるマンションとは何かを考え、我々はその答えをマンションコミュニティ(無形の資産価値)とした。東日本大震災以降に行われたアンケートでも「防災・防犯力が高まる」ことを理由にマンションコミュニティの必要性を多くの人が感じている。そこで「モノ」の本質より「モノ」が生み出す「コト」を重視し、たくさんの「出来事」を生む「モノ」づくりを目指した。そこでファインシティ横浜江ヶ崎ルネではIMAGINE TERRACEという名の広大なテラスを計画した。338家族がコミュニティという花を咲かせ、感動や喜びをシェアすること自体が資産価値になると考え、そのための舞台(IMAGINE TERRACE)をデザインすることとした。
ファインシティ横浜江ヶ崎ルネ
ファインシティ横浜江ヶ崎ルネ
評価の
ポイント
pic
再開発が進み、人気も活気もある川崎駅から1駅という場所で、これだけの広大な敷地に出会えたことは、奇跡のように感じた。デザインの課題は、どうすれば「持続可能なコミュニティ」を形成できるか。それはこれからの大規模マンション開発におけるテーマであると考える。「モノ」ありきの「コト」ではなく、開発段階からどんな「コト」が求められているかを想定した「モノ」づくりにこだわった。それによりマンション内での出来事でありながら、写真を撮り、SNSで発信したくなるような「コト」が起きる住まいとなっていく。また9社とコラボレーションすることで、自社だけでは実現できない本格的な共用施設とした。この舞台を用意するだけでなく、入居開始からの2年間は、イベントプログラムを準備しているが、それにより形成されたコミュニティが自主性を持ち、活発に持続されていくことを願っている。
物件
コンセプト

コミュニティという
花を咲かせる。

入居後2年間は事業主とコミュニティサポートを担当する「HITOTOWA」によるイベントプログラムをご用意。また、マンション販売段階から、入居後のイベントを擬似体験できる機会を創出し、入居前からコミュニティのよさを体感できる仕掛けを施した。

pic
ファインシティ横浜江ヶ崎ルネ ガイド
TOP