PROJECT
京町家プロジェクト
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戦略室 スタッフ
上田 夏子さん
2017年入社
京都の伝統的な建物「京町家」を取得し、
新たな価値を生み出して次世代に継承する。
年間約700~800軒もの京町家が取り壊されていると言われています。
京阪電鉄不動産は京都の地に根差した会社であることから、京都で築き上げられた歴史、伝統、文化を次世代に残すため、
京町家事業に乗り出しました。京町家の所有者から物件を買い取り、リノベーション・再生して売却するというものです。
当社で扱っている京町家は、主に一棟貸しホテルやスモールホテルとして活用されています。
京町家事業の流れとしては、
まず、京町家の所有者や仲介業者、ホテル運営会社などを相手に、さまざまな条件交渉から始まります。
さらに建築士などの専門家に確認しながら、物件のリスク調査を行い、
建築基準法等に関する問題点を洗い出し、物件の取得を行います。
物件を取得した後、立地特性や対象物件の個別性を加味してリノベーション等を行い、
最終的には売却することが私たちの役割です。
大変なこともありますが、活気を失った建物が生まれ変わり、人々が集う場所になった時、大きなやりがいを感じます。
私は大阪生まれの大阪育ち。京都の文化や風土には馴染みがなかったのですが、まずはエリア特性を把握するため、
京都の様々な場所に足を運び、多くの物件を見ることから始めました。
何度も現地を訪れ、建物に触れることで、不動産に対する知識やセンスを磨くことができたと思います。
INTERVIEW
活気を失っていた物件に
新たな生命を吹き込み、
自然と人が集まる場所へ。
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現在のお仕事について教えて下さい。
不動産を取得して収益化し、売却する業務を中心に、京町家事業や不動産小口化事業(KIT)、収益不動産(賃貸マンションやホテル等)のバリューアップ事業などを担当しています。当社が主に扱っているマンション・戸建・仲介といった業務には当てはまらない新規事業が中心です。
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入社されてから現在に至る経緯を教えて下さい。
2017年に入社後、総務部に配属となり、経理や新卒採用、広報などを担当しました。2022年に戦略室に異動し、京町家事業をメインに業務を行っています。経理業務の経験は、プロジェクトの収支や事業性を検討する上で非常に役立っています。
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今後、創造してみたいことは何ですか?
京町家に限らず、さまざまな収益不動産のバリューアップを手掛けてみたいです。もともとリノベーションや空間づくりに興味があったため、今後はより現場に近い仕事を手掛けてみたいと思います。
※2024年9月27日時点の内容です。
MESSAGE
学生にメッセージ
就職活動中は自分を飾ろうとしすぎて、本当の自分を見失ってしまいがち。でも当社の面接では、自分を「大きく」見せようとする必要はありません。素直で、これから成長できる人と働きたいと思っています。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!